マラソン日本新記録で報奨金1億円!プロジェクト協賛企業を募集

[ 2015年3月30日 18:23 ]

 日本実業団陸上競技連合は30日、マラソン強化プロジェクト「project EXCEED」の創設を都内で発表した。

 2020年東京五輪でのメダル獲得に向け、マラソン日本記録褒賞制度、実業団選手マラソン日本記録挑戦奨励制度の施策を明らかにした。

 後援に経団連が入り、広くスポンサーの協賛を募集する。7月に実業団連合の一般財団法人化後、同プロジェクトを開始し、必要資金調達ができる限り、20年東京五輪終了まで実施する。

 マラソン日本記録褒賞制度は、実業団登録の有無にかかわらず、日本新記録の公認がされた日本人選手に、褒賞金として1億円、監督・チーム(実業団登録選手のみ)にも5000万円が授与される。同一レースで下位で日本記録を同じく突破した場合は、日本人選手に1000万円、監督・チームには500万円を授与する。

 実業団選手マラソン日本記録挑戦奨励制度は、実業団登録の選手のみが対象となり、指定する国内7大会(予定)において、男子2時間6分59秒以下、女子2時間21分59秒以下の記録を出した日本人選手に1000万円、監督・チームに500万円が挑戦奨励金として授与される。男子2時間7分台、女子2時間22分台の記録の場合も、選手に500万円、監督・コーチに250万円が授与される。なお、挑戦奨励金の記録は2年ごとに見直される。

 また、マラソン以外の各種目は「project PROCEED」とし、年内に褒賞金などの詳細を決める予定となっている。

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2015年3月30日のニュース