桐生 9秒台出して打倒ボルトの前に、まず打倒黒田?

[ 2015年3月30日 15:57 ]

帰国し、笑顔で報道陣に対応する桐生

 陸上のテキサス・リレー(28日、米テキサス州オースティン)の男子100メートルで、追い風参考記録ながら9秒87の好タイムを記録し優勝した桐生祥秀(19=東洋大)が30日、成田空港に帰国。テレビカメラや記者数十人が待ち構えるフィーバーぶりに「むこう(米国)ではそんなに騒ぎではなったので、ビックリしました」と自身が成し遂げた快挙の反響に目を丸くした。

 しかし、この日の在京スポーツ各紙の一面を飾ったのは、広島に復帰し今季初勝利を挙げた黒田博樹投手の話題ばかり。そのことを聞かされた桐生は「そうなんですか?」と苦笑い。

 次戦は広島ビッグアーチで開催される4月18、19日の織田記念の予定で、公認記録での9秒台を出せば一面が確実視されるだけに「頑張ります」と健闘を誓った。

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