川内 ハーフマラソンで独走ゴール 桐生の“9秒台”「刺激に」

[ 2015年3月29日 11:22 ]

練馬こぶしハーフマラソンにゲスト出場し、桜のトンネルをトップで駆け抜ける公務員ランナーの川内優輝

 公務員ランナーの川内優輝(28=埼玉県庁)が29日、東京都練馬区で行われた練馬こぶしハーフマラソン(スポーツニッポン新聞社後援)にゲストランナーとして出場し、1時間5分39秒のトップタイムでフィニッシュした。左足首の捻挫からの回復途上で「75%くらい戻ってはきた」という状態ながら、他のランナーを2キロ過ぎからぶっちぎっての独走。「まずまずの結果。少しずつ治ってきている」と笑顔で話した。

 この日の日本時間未明には、米テキサス州オースティンで行われていたテキサスリレーの男子100メートルで、桐生祥秀(19=東洋大)が3・3メートルの追い風参考記録ながら9秒87を叩き出す快挙。川内は自身のレース後まで結果を「全然知らなかった」といい、走破タイムを聞くや否や「ついに出したんですか!」と興奮気味。追い風参考と知らされると「あー」とため息を付いたが、同じ陸上選手として「刺激になりますね」と目を輝かせた。

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2015年3月29日のニュース