羽生 4・16国別対抗戦の出場可否は世界選手権後に協議

[ 2015年3月28日 06:30 ]

SPで軽快な動きを見せ首位発進した羽生

フィギュアスケート世界選手権第3日

(3月27日 中国・上海)
 団体で争われる世界国別対抗戦(4月16日開幕、東京・国立代々木競技場)に羽生が出場するかどうか、世界選手権の競技後に羽生サイドと日本連盟が話し合いを持つことが27日、分かった。同対抗戦の代表は、世界選手権終了後の世界ランク各国上位2人と国際連盟(ISU)が定めている。

 世界ランク1位の羽生は今大会の成績にかかわらず、既に日本人トップが決定。代表入りが既定路線だが、日本連盟関係者は「今大会が終わってから、国別について話し合います」と明かした。

 今季の羽生は昨年11月の中国杯の激突事故を皮切りに、昨年末の腹部手術、右足首捻挫とアクシデントが続いている。3月に入ってから本格的な練習を開始し、今大会の出場にこぎつけたが、コンディションは万全ではない。そのため、ISUの選考基準では代表入りが決定している世界国別対抗戦について、大会後の状態を確認する方針だ。

 羽生を指導するブライアン・オーサー・コーチも「(国別対抗戦は)分からない。世界選手権が終わってから決まるだろう」と話した。代表は31日に発表される。

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2015年3月28日のニュース