白鵬だんまり36連勝もジーター氏にニンマリ「テレビで見ていた」

[ 2015年3月20日 05:30 ]

ジーター氏(中央)と笑顔で握手する白鵬(右はジーター氏の恋人のデービス)

大相撲春場所12日目

(3月19日 大阪・ボディメーカーコロシアム)
 スーパースターの前で白鵬が横綱相撲を見せた。来日中の元ヤンキース、デレク・ジーター氏が東花道横の升席で見守る中、琴奨菊を左喉輪攻めから寄り切って無敗を堅守。支度部屋では相変わらず無言だったが、帰り際にはジーター氏と対面して写真撮影を行うなど笑みを浮かべた。

 白鵬「ヤンキースはテレビで見ていました」

 ジーター氏「初めて日本で相撲を見ました」

 会話は一瞬だったが、同じ一流アスリートとして心を通わせた。ジーター氏は白鵬を「とても強い。NFLの選手のようだ」と絶賛。初観戦の大相撲については「松井選手から何度も相撲の楽しさを聞いていました」と満喫した様子だった。

 これで白鵬の連勝は昭和以降6位タイの「36」。13日目に照ノ富士を下せば、34度目の優勝と6連覇が決定。輪島以来42年ぶりの“2場所連続13日目V”へ一直線だ。

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2015年3月20日のニュース