葛西は10位 1回目の出遅れ響く…/W杯個人第27戦

[ 2015年3月13日 05:21 ]

 ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子は12日(日本時間13日)、ノルウェーのトロンヘイムで個人第27戦(HS140メートル、K点124メートル)が行われ、日本勢は葛西紀明(土屋ホーム)が合計233・3点で10位に入ったのが最上位だった。セベリン・フロイント(ドイツ)が連勝で今季7勝目を挙げた。

 葛西は1回目に129・5メートルの97・2点で21位と出遅れ、2回目は135メートルまで距離を伸ばしたものの、ベスト10入りがやっとだった。

 小林潤志郎(雪印メグミルク)が13位に入り、伊東大貴(同)は15位、栃本翔平(同)は21位だった。

 竹内択(北野建設)が1回目に40位、作山憲斗(北野建設)は同46位で上位30人による2回目に進めなかった。

 ▼葛西紀明の話 10位以内に入れてうれしい。巻き返せたので。(出遅れた)1回目の方がジャンプはいい感じだった。2回目は飛び出しの方向が良かったので伸びてくれた。

 ▼小林潤志郎の話 風には恵まれなかったが、内容は良かった。いいジャンプができた。体調を整えて、次はトップ10に入れるように頑張る。

 ▼伊東大貴の話 このジャンプ台は得意。条件がそろえばいけたと思うから悔しい。特に1回目はすごく良かった。(風の)条件が厳しかった。

 ▼栃本翔平の話 風の条件が良かった。いいジャンプとは言えない。踏み切りが遅れている。

 ▼竹内択の話 厳しい。(風の条件が悪くて)中盤からスキーが下がった。仕方ない。

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2015年3月13日のニュース