遼 5日間長丁場25位 計17バーディーに「大きな収穫」

[ 2015年3月4日 05:30 ]

USPGAツアー ホンダ・クラシック最終日

(3月2日 米フロリダ州パームビーチガーデンズ PGAナショナル=7130ヤード、パー70)
 前日から持ち越された最終ラウンドが行われ、通算4オーバーの暫定40位から残り8ホールに臨んだ石川遼(23=CASIO)は3バーディー、1ボギーで通算2オーバーの282とし、25位で大会を終えた。パドレイグ・ハリントン(43=アイルランド)が、通算6アンダーで並んだダニエル・バーガー(21=米国)とのプレーオフを制し、ツアー通算6勝目を挙げた。

 5日間に及ぶ戦いを終えた石川は「本当に長かった。体力的な課題はまだまだだ」と疲れ切った表情で話した。「始動からトップまでのリズムが急いでいる」ティーショットはこの日も安定せずフェアウエーをキープしたのは、パー3を除く6ホール中2ホールのみ。それでも「アイアンは狙ったラインに近いところに飛んでくれた」と話すようにアイアンでチャンスをつくった。4ラウンドで17バーディーは全体3位。「こういうコースでバーディーを取れたことは大きな収穫」と胸を張った。次戦は12年に米ツアー自己最高の2位に入ったプエルトリコ・オープン。「コースは分かっているので頑張りたい」と決意を示した。

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2015年3月4日のニュース