錦織 世界4位 ツイッターで喜び「次のステップに進めて光栄」

[ 2015年3月3日 05:30 ]

錦織圭(AP)

 男子テニスの2日付世界ランキングが発表され、錦織圭(25=日清食品)が5位から自己最高の4位に浮上した。1年間の成績をコンピューターで換算する現行制度になった1970年代中盤以降で、女子のクルム伊達公子(44=エステティックTBC)が95年に記録した日本勢最高位に並んだ。

 錦織は自身のツイッターで「次のステップに進めて光栄に思う」と喜びをつづり、メキシコのリゾート地アカプルコでつかの間のオフを楽しんだ。

 ランキングは大会のシード順に反映され、4位は第4シードとなるため、準決勝までは格上と対戦しない組み合わせになり、4大大会での優勝の可能性がより高くなる。1位はジョコビッチ(セルビア)、2位はフェデラー(スイス)で変動はなかった。ナダル(スペイン)が4位から3位に上がり、A・マリー(英国)が3位から5位に落ちた。錦織は昨年5月に初のトップ10入りし、11月に5位に上がっていた。他の日本勢では伊藤竜馬(北日本物産)が85位、添田豪(GODAITC)が86位だった。

 次戦は6日から始まる国別対抗戦のデ杯カナダ戦(カナダ)。トップ4に入ったエースが日本をけん引する。

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2015年3月3日のニュース