青学大・一色、箱根の“悔しさ”バネにV!代表に内定

[ 2015年3月2日 05:30 ]

 陸上の日本学生ハーフマラソン選手権は1日、東京・立川市でユニバーシアード大会(7月、韓国・光州)の選考を兼ねて行われ、男子は一色恭志(青学大2年)が1時間2分11秒で優勝し、日本代表に内定した。2位は工藤有生(駒大)で1時間2分12秒、3位は高橋裕太(帝京大)で1時間2分13秒。左ふくらはぎを痛めている公務員ランナーの川内優輝(27=埼玉県庁)は自分のペースで走った。

 山の神だけじゃない!!一色が最後のスパートで抜け出し、代表切符をつかんだ。序盤から先頭集団を守り「勝つために残り1キロまで(スパートを)我慢した」と冷静な判断で勝利を収めた。箱根駅伝で2区3位と好走も、山上りで活躍した神野に報道陣が殺到。「悔しい思いをした」と箱根をバネにした。2月上旬にはニュージーランドで出岐雄大(中国電力)と合同練習を行った。「ユニバでどれだけ海外勢と戦えるか試してマラソンにつなげたい」と意気込んだ。

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2015年3月2日のニュース