ドゥング圧勝!ペースメーカーから時計借りスパート

[ 2015年3月2日 05:30 ]

3年ぶり2度目の優勝を果たしたサムエル・ドゥング

スポニチ後援びわ湖毎日マラソン

(3月1日 皇子山陸上競技場発着=42・195キロ)
 ドゥングが3年ぶり2度目の優勝を飾り「ハッピーだ」と笑った。

 「スパートしたかったから、ペースを見るために貸してくれと頼んだんだ」と、30キロで役目を終える同じケニア人のペースメーカーから時計を借りて一気にスパート。2位に2分以上の差をつけ圧勝した。

 高校卒業後の07年に来日し、愛知製鋼に所属。12年のこの大会を初マラソンで制し、13年春に帰国した。選手を悩ませた雨と寒さも「僕は日本の夏の暑さも冬の寒さも経験している。影響は少なかった」と克服。第2の故郷で実力を見せつけた。

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2015年3月2日のニュース