遼「65」予選突破確実 好リカバリー連発で今季自己ベスト

[ 2015年3月1日 05:30 ]

第2ラウンド、9番グリーンでラインを読む石川遼。通算1オーバーの暫定33位まで順位を上げた

USPGAツアー ホンダ・クラシック第2日

(2月27日 米フロリダ州パームビーチガーデンズ PGAナショナル=7130ヤード、パー70)
 悪天候のためサスペンデッドとなった。102位から出た石川遼(23=CASIO)は後半の12番まで回り通算1オーバーの暫定33位に浮上した。残り6ホールは28日に消化し、第2ラウンドは7バーディー、2ボギーの65をマーク。通算1アンダーで今年初の予選通過を確実にした。ブレンダン・スティール(31=米国)が第2日の暫定首位だった

 雨が降り肌寒い天候の中、石川は12番まででスコアを3つ伸ばした。

 ティーショットは安定感を欠いたがリカバリーでピンチをチャンスに変えた。3番パー5は第2打を右に曲げながらベアグラウンドから3メートルに寄せて初バーディー。6番パー4ではティーショットがカート道で跳ねて隣のホールに入ったが、ピンが見えないところから残り184ヤードの第2打を5Iで80センチに付けてバーディーを奪った。

 翌28日に行った第2ラウンドの残り6ホールでも好調だった。13番で5メートルのバーディーパットを決めると、15番パー3ではピン2メートルに付けてスコアを伸ばし、最終18番パー5では第3打を1メートルに寄せてバーディー締め。

 今季自己ベストの65をマークして通算1アンダーまで伸ばし、5試合ぶりの予選通過を確実にした。石川は「久々にすっきり。ショットが良くないと、このスコアは出せない。ショットでバーディーチャンスにつけることができている」と満足そうに振り返った。

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