新弟子検査 43人全員が合格 元ボディビルダーに注目

[ 2015年2月28日 18:22 ]

 大相撲春場所(3月8日初日)の新弟子検査が28日、大阪市内で行われ、受検した43人全員が身長1メートル67、体重67キロ以上の体格基準を満たした。合格者は内臓検査の結果を待って、初日に発表される。

 東洋大でアマチュア、学生横綱の2冠の大道久司(22=出羽海部屋)、元学生横綱で日体大の中村大輝(22八角部屋)、居反りなどの奇手を得意とする関学大の宇良和輝(22=木瀬部屋)らが注目を集める中、異彩を放ったのが元ボディビルダーの山端(やまばな)克忠(22=高砂部屋)。1メートル82、129キロの筋肉隆々の肉体を誇り、国内の新人大会で5位になったこともある。知人の誘いで未経験の相撲界に飛び込んだ22歳は「相撲の経験も知識もまったくありません。どこまで伸びるか楽しみ。有名になりたい」と意気込んだ。

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