“川淵C案”に歩み寄り bjリーグ側が統合受け入れる意向 

[ 2015年2月28日 05:30 ]

川淵三郎チェアマン

 バスケットボールのターキッシュエアラインズbjリーグの河内敏光コミッショナーらリーグ幹部4人が国内リーグの改革を目指すタスクフォース(特別チーム)の川淵三郎チェアマンと都内で意見交換。bjリーグ側がナショナルリーグとの統合を受け入れる意向を示すと、川淵チェアマンは「皆さんがOKしてしまえば、うまくいく」と新リーグ立ち上げに自信を示した。

 ただ川淵チェアマンが新リーグで掲げる1部、2部などの「階層制」については先行きが不透明だ。bjリーグの大分など複数のチームが「2、3部になると営業が苦しくなるのでは」と不安を抱え、面談後の河内氏も「1、2、3部制はまだ検討していない。これから一緒に考えていく」と言葉を濁した。

 新リーグの1部参入にホームアリーナの収容人員などで高いハードルを設ける考えの川淵チェアマンは意見交換後も「文句なしに階層制だ。1つのリーグでやるには(両リーグ計47チームでは)実力が違い過ぎる」と明言。今後も歩み寄りに向けた話し合いが必要になりそうだ。

続きを表示

2015年2月28日のニュース