ＮＦＬ殿堂入り発表　故セアウ氏ら８名が選出

現役時代のジュニア・セアウ氏　（ＡＰ）

　米プロフットボール、ＮＦＬは１月３１日、１５年の殿堂入りメンバーを発表し、名ＬＢとしてプロボウル（オールスター戦）に１２度選ばれ、チャージャーズを９５年のスーパーボウルへと導いた故ジュニア・セアウ氏、スティーラーズなどで活躍したＲＢジェローム・ベティス氏（４２）ら８名が選出された。

　セアウ氏は１２年に４３歳の若さで他界したため、殿堂入り発表の会場には息子のタイラー・セアウ氏（２５）が出席。「父がこの場にいてくれたらと思う」と唇を噛み、「殿堂入りは一族にとって大変光栄なこと」と天国の父の思いを代弁した。

　ベティス氏は自身のツイッターで「偉大な選手の仲間入りができて最高！本当に光栄だよ！チームメート、スティーラーズ球団、そしてファンに感謝したいね！」と喜びを爆発させていた。

　その他、４９ｅｒｓやカウボーイズで活躍し、通算１００・５サックを記録したＬＢチャールズ・ヘイリー氏（５１）、主にレイダースでプレーして通算１０５回のＴＤパスキャッチを記録したＷＲティム・ブラウン氏（４８）、セアウ氏と同じくプロボウルに１２度選出されたチーフスのＯＧウィル・シールズ氏（４３）、バイキングスで２４０試合連続試合出場を果たしたミック・ティングルホフ氏（７４）、パッカーズでＧＭを務めたロン・ウルフ氏（７６）、同じくＧＭとしてコルツなどでその手腕を発揮したビル・ポリアン氏（７２）が殿堂入りのメンバーに名を連ねた。