テコンドー&バド初採用 東京パラリンピック全22競技決定

[ 2015年2月1日 05:30 ]

 国際パラリンピック委員会(IPC)は31日、UAEのアブダビで理事会を開き、20年東京パラリンピックで実施する全22競技を決めた。テコンドーとバドミントンが初めて採用され、最終候補に残っていた脳性まひの選手らによる7人制サッカーとセーリングは外れた。

 IPCは昨年10月にバドミントンなど16競技の実施を承認。23を上限として、残りは8つの候補から国際的な普及度を考慮して選考し、テコンドーとカヌー、自転車、視覚障害者らによる5人制サッカー、柔道、車いすフェンシングの6競技を選んだ。IPCのクレーブン会長は「初採用の2競技を歓迎したい。長期間、厳格な選考基準で議論を重ねてきた。難しい決断だった」と述べた。大会は東京五輪後の8月25日から9月6日まで行われる。

続きを表示

2015年2月1日のニュース