白鵬「スマステ」で審判批判問題を生謝罪「ご迷惑、ご心配かけた」

[ 2015年1月31日 23:27 ]

初場所で優勝した白鵬の一夜明け会見での発言が波紋を呼び…

 大相撲の横綱・白鵬が31日、テレビ朝日系「Sma STATION!!」に生出演し、初場所13日目の勝負判定への不満から審判部を批判した件について、謝罪した。

 番組ゲストとして登場した白鵬は冒頭、33度目の優勝を飾ったことについて「平成の時代に偉大な記録、新しい記録を見せることができて幸せ」と報告。続けて「多くの人々にご迷惑、ご心配をおかけしたことをおわびしたい」と、“騒動”以来、初めて自ら謝罪の言葉を口にした。

 白鵬の発言には大鵬夫人の納谷芳子さん(67)が「なんとなく残念だった。そういう気持ちが心のどこかにあったからパッと言っちゃったのかな。ああいうことは言っちゃいけないことだし、私も(品格については)何回も言っていたのになと思いました」と思いを打ち明け、後援者も「師匠と横綱が2人並んで即座に謝罪すべき」と提言していた。

 ▽白鵬の審判部批判騒動 初場所で単独史上最多の33度目の優勝を全勝で達成した千秋楽から一夜明けた26日、宮城野部屋で会見した白鵬は、明け方まで祝宴を開いた影響でアルコールが残った状態で1時間以上遅れて登場。13日目に同体取り直しとなった大関・稀勢の里戦の最初の一番について自らの勝利を主張するとともに「子供が見ても分かる相撲。もう少し、緊張感を持ってやってもらいたい。本当、肌の色は関係ないんだよね」などと相撲協会の審判部を痛烈に批判した。この発言に対し、北の湖理事長(元横綱)は師匠・宮城野親方(元幕内・竹葉山)を通じて厳重注意した。

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2015年1月31日のニュース