ワウリンカ、世界ランク9位に転落 錦織戦で「バッテリー切れ」

[ 2015年1月31日 11:50 ]

準決勝でジョコビッチに敗れたワウリンカ。大会後には世界ランク9位に転落(AP)

テニス全豪オープン第12日 スタニスラス・ワウリンカ 6―7、6―3、4―6、6―4、0―6 ノバク・ジョコビッチ

(1月30日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 テニスの全豪オープン男子シングルス準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に競り負けたスタニスラス・ワウリンカ(スイス)は大会後に世界ランキング4位から9位に転落する。

 ランキングの算出は過去52週に出場した大会で獲得ポイントが高かった上位18大会の合計で決定。ワウリンカは今回の4強入りで720ポイントを獲得したものの、昨年全豪オープン優勝で獲得した2000ポイントが消滅するためだ。

 今大会で決勝に勝ち進んだ世界ランク6位のアンディ・マリー(英国)が錦織圭(25=日清食品)を抜いて約1年ぶりに4位に浮上し、錦織は5位にとどまる見通し。

 ワウリンカは錦織との準々決勝では6―3、6―4、7―6のストレートで快勝。ただ、ハードに動いた代償でジョコビッチとの準決勝前には「精神的に参ってしまい、バッテリー切れの状態になった」と明かしていた。

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