パナ「SRトリオ」V2で世界挑戦!堀江「チームに恩返し」

[ 2015年1月31日 05:30 ]

2日後に控えたトップリーグの決勝へ向け、雨天の中で練習を行ったパナソニック。手前がフッカー堀江主将

 V2を置き土産に再び世界へ。2月1日に行われるラグビーのトップリーグ・プレーオフトーナメント LIXIL CUP 2015決勝(秩父宮)で2連覇を目指すパナソニックが、群馬県太田市で約2時間の練習を行った。

 決勝後には2月に開幕する世界最高峰リーグ「スーパーラグビー(SR)」でプレーするフッカー堀江主将、SH田中、WTB山田の主力3人が離日する見込み。日本選手権に出場できない公算が高いが、堀江は「今季、日本では最後の試合になる可能性が高い。(行かせてくれる)チームは心が広い。恩返ししたい」と誓った。

 チーム初の2冠に輝いた昨季は、トップリーグ決勝後に堀江と田中が離日。田中は日本選手権決勝だけ日本に戻って出場したが、堀江は戻らなかった。今季は山田もSRでプレー。3人の不在はチームにとって痛手だが「若手も育って、誰でも代役ができる」と堀江。主将として選手層の厚さに自信を見せた。

 練習では11日の対戦で敗れたヤマハ発動機対策に、ワイド攻撃への守備を入念にチェック。「王者という意識はない。リベンジしたい」と慢心せずに再び頂点に立つ。

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2015年1月31日のニュース