葛西9位、竹内は22位に終わる W杯ジャンプ男子第19戦

[ 2015年1月31日 03:40 ]

W杯第19戦で9位に終わった葛西(AP)

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は30日、ドイツのウィリンゲンで個人第19戦(HS145メートル、K点130メートル)が行われ、42歳の葛西紀明(土屋ホーム)は9位に終わった。1回目は137・5メートルで4位につけたが、2回目は135・5メートルで、合計245・9点と伸ばせなかった。

 ソチ五輪2冠のカミル・ストック(ポーランド)が147・5メートル、142・5メートルの合計276・6点で通算15勝目を挙げた。

 ほかの日本勢は竹内択(北野建設)が22位、伊東大貴(雪印メグミルク)が25位だった。

 栃本翔平(雪印メグミルク)は34位、作山憲斗(北野建設)は40位で、上位30人による2回目に進めなかった。

 ▼葛西紀明の話 1本目も2本目も悪くなかったと思う。表彰台に上がるための風がちょっと足りないぐらい。もうちょっと飛距離を伸ばさないといけなかった。悔しい。

 ▼竹内択の話 予選が一番良かった。(課題の助走は)良くなれば距離もいくので、できていないということ。やることは一緒。今季はまだ納得のいく内容は出ていないので、まだまだ。

 ▼伊東大貴の話 (助走で重心が)つま先にいきすぎて、飛ぶ方向も前にいきすぎた。体調も良くない。熱があって体がぼろぼろ。きょうはしょうがない。

 ▼作山憲斗の話 感触は悪くなかったけど(踏み切りの)タイミングが遅くなってしまった。試合で起こりやすい癖が出た。もう一段階上のレベルで安定したい。

 ▼栃本翔平の話 そんなに悪くない。時差ぼけもあるし、助走の滑りだけ気をつけたい。まずはしっかりポイント(30位以内のW杯得点)を取れるようにしたい。

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2015年1月31日のニュース