元幕内鳥羽の山が引退 在位1場所で一番も取れず

[ 2015年1月24日 17:06 ]

 大相撲の元幕内で東幕下50枚目、鳥羽の山(37)=本名小林昭仁、東京都出身、出羽海部屋=が初場所14日目の24日、7番相撲を取り終えて現役引退を表明した。

 1993年九州場所初土俵。190センチ、200キロの巨体を生かした四つ相撲で2002年春場所に新入幕を果たしたが、初日の朝稽古で右脚を痛め、そのまま千秋楽まで休場し、幕内は同場所限りとなった。幕内在位1場所で一番も相撲を取れなかった力士は昭和以降初めて。

 鳥羽の山は「幕内に戻りたかったが、体が限界だった。完全燃焼したので悔いはない」と話した。今後は角界に残らず、断髪式は25日に東京都内で行う予定。

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2015年1月24日のニュース