錦織、2回戦突破!第1セット落とすも逆転でドディグ下す

[ 2015年1月22日 12:03 ]

男子シングルス2回戦でドディグと対戦した錦織(AP)

 テニスの全豪オープン第4日は22日、オーストラリアのメルボルンで行われ、男子シングルス第5シードで世界ランキング5位の錦織圭(25=日清食品)は2回戦で同86位のイワン・ドディグ(30=クロアチア)と対戦、4―6、7―5、6―2、7―6(7―0)で逆転勝ちし、5年連続で3回戦に駒を進めた。

 第1セットは錦織のサーブでスタート。過去3勝1敗、昨年の楽天ジャパン・オープンの1回戦ではストレート勝ちしているドディグを相手に第1ゲームを危なげなくキープした錦織。第3ゲームでブレークを許し、すぐにブレークバックしたものの、ミスが多く、第5ゲームもブレークされて、このセットを4―6で落としてしまう。

 第2セットは互いにサービスゲームをキープして6―5で迎えた第12ゲーム、錦織がドディグのサービスをブレークして、このセットを奪取。続く第3セットはゲームカウント2―1からドディグのサービスをブレーク、さらに第8ゲームもブレークして、このセットを6―2で奪った。

 第4セットは相手に1ゲームリードされる展開となったが、4―5からの第10ゲームをブレークして追いつくと、6―6からのタイブレークでは7ポイント連取して制し、2時間47分の熱戦に決着をつけた。これで

 序盤はミスが目立った錦織だが、しっかりと修正、勝負どころでは見事な集中力を発揮して、ドディグを撃破した。悲願の四大大会制覇へ、また一歩前進した。3回戦では世界ランク38位のスティーブ・ジョンソン(26=米国)と対戦する。

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