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白鵬 大鵬さんに届け、命日に横綱相撲 逸ノ城受け止め完勝

逸ノ城(右)に強烈な張り手を浴びせる白鵬

大相撲初場所9日目
(1月19日 東京・両国国技館)
 大鵬を超える単独最多の33度目の優勝を狙う横綱・白鵬が“怪物”逸ノ城を寄り切って、ただ一人の全勝を守った。13年1月19日に亡くなった元横綱・大鵬の納谷幸喜氏(享年72)の2度目の命日を白星で飾った。白鵬を追う日馬富士は1敗をキープしたが、稀勢の里は2敗目を喫した。
【9日目取組結果】

 特別な日であっても、心がざわつくことはない。白鵬は踏み込んできた202キロの逸ノ城の当たりを胸で受けた。一度ははたいて体を離したが、素早く顔を張って右を差す。先に左上手も取ると「振ったり、豪快なのがあるからね」と相手の力技を警戒しながら、ぐいぐいと体を寄せて怪物の動きを封じて前に出た。盤石の横綱相撲だった。

 「角界の父」と慕ってきた、納谷さんが亡くなってから2年。特別な日を白星で飾って、「複雑だね。(この日だけを)特別な日にしちゃいけないし、忘れてもいけない。いい相撲を取れたのではないかな」と話し、安どの表情を浮かべた。

 実は、納谷さんの芳子夫人(67)は最近の白鵬の相撲内容を少し気にかけていた。6日目の遠藤戦で荒々しく攻め立てた。横綱らしいとは思えなかったという。「しっかり受けて、相手を強くしてほしいというのが親方の遺志だと思います」と、納谷さんの気持ちを代弁した。この日はそんな思いに応える貫禄たっぷりの内容で、モンゴルの後輩に快勝。白鵬も「はたいてもついてきた。水になじんできたのかな」と、モンゴルの後輩の成長を喜ぶような口ぶりだった。

 納谷さんが過去に70台の献血運搬車「大鵬号」を日本赤十字社に寄贈した慈善活動を、昨年2月に白鵬が引き継ぎ、この日は新たに72台目の「大鵬号」を贈ることも決定した。今場所は優勝回数でその大鵬超えを狙うが、芳子夫人は「超えるのは当たり前ですし、親方も頑張ってほしいと思っていると思います」と背中を押した。大記録達成まで着実に近づいている。白鵬は「まだ場所は終わっていないので、何とも言えない」と言って、口元を引き締めた。

[ 2015年1月20日 05:30 ]

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