錦織 4大大会初制覇へ、全豪初戦は世界67位のアルマグロと対戦

[ 2015年1月16日 09:45 ]

チャン・コーチ(左)が見守る中、練習する錦織

 テニスの4大大会初戦、全豪オープン(19日開幕、メルボルン)の組み合わせが16日に決まり、男子シングルスで世界ランキング5位の錦織圭(25=日清食品)は1回戦で同67位のニコラス・アルマグロ(29=スペイン)と対戦することになった。

 錦織は第5シードで、4大大会の日本人男子では14年全仏オープンで自身が記録した第9シードを上回る最高シードで今大会に臨む。順当に勝ち上がれば、2回戦はイワン・ドディグ(クロアチア)とジョアン・ソウザ(ブラジル)の勝者と。3回戦では第30シードのサンティアゴ・ヒラルド(コロンビア)、4回戦で第9シードのダビド・フェレール(スペイン)、準々決勝で前年覇者のスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦する。

 アルマグロはツアー通算12勝。現在は世界ランクは67位まで落ちているとはいえ、長く10位台でプレーし続け、11年5月に自己最高の9位を記録。スペイン選手らしい粘り強いグラウンドストロークが持ち味で、昨年4月のバルセロナ・オープンの準々決勝では当時世界1位だったラファエル・ナダル(スペイン)を破った。

 錦織とは1勝1敗で、直近の対戦となる13年楽天ジャパン・オープン準々決勝では、フルセットの末に敗れており、侮れない相手。初の4大大会制覇へ、いよいよ錦織の戦いが始まる。

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2015年1月16日のニュース