佳純　悲願３冠へまず混合複Ｖ！「やっと優勝できてうれしい」

悲願の３冠に向け、まず１冠目の混合ダブルスを制した石川佳純（左）

卓球全日本選手権第４日

（1月15日 東京体育館）
　悲願の３冠へ、石川が混合ダブルスで１つ目のタイトルを手にした。愛工大の吉村と結成４年目にして初戴冠。３年前の覇者を相手にした決勝では１セットも許さず完勝した。

　「年々コンビネーションは良くなっている。やっと優勝できてうれしい」と目尻を下げた。シングルス、ダブルスとも順当に駒を進めており、６０年の山泉和子、８２、８３年の斎藤清以来となる史上３人目の３冠も見えてきた。負けられない試合が続くが「厳しい試合もあると思うが優勝目指し頑張りたい」と力強かった。