優勝候補駒大5区で大ブレーキ 馬場フラフラでかろうじてゴール

[ 2015年1月2日 13:41 ]

<箱根駅伝往路 小田原中継所>駒大4区・工藤(左)から5区・馬場に1位でタスキがつながれる

第91回箱根駅伝往路

(1月2日)
 絶対的優勝候補として目されていた駒大が5区でまさかの大ブレーキ。小田原中継所を1位で通過しながら、往路優勝した青学大と7分25秒差の4位でゴールした。

 2位・青学大と46秒差をつけてタスキを受けた5区の馬場翔大(4年)だが、10キロ過ぎで青学大・神野大地(3年)に並ばれると、数百メートル併走後に逆転を許す。馬場は徐々に足取りが重くなり、20キロ過ぎで明大・文元慧(4年)に抜かされ3位に後退した。

 終盤に近づきふらつき始め、残り1・5キロとした22キロ付近で転倒。その後東洋大・五郎谷俊(4年)にも抜かれ、ゴール直前に何度も手を地面につき転倒しそうになりながら、倒れこむようにゴール。馬場は1時間24分26秒かかり何とか箱根の山を登り切った。

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