【箱根駅伝】青学大初の往路V!神野“柏原超え”3代目山の神だ

[ 2015年1月2日 13:24 ]

箱根駅伝往路トップでゴールし雄叫びを上げる青学大・神野大地

 第91回箱根駅伝は2日、往路5区間(東京・大手町~神奈川・箱根町、107・5キロ)を21チームが参加して行われ、青山学院大が5時間23分58秒で初の往路優勝を果たした。

 青山学院大は1区で久保田(3年)がトップの駒大と1秒差の2位の力走を見せると、2、3区は3位と上位をキープ。4区では1年生の田村が、11年に西村知修(帝京大)がつくった54分34秒の区間記録を上回る54分28秒の快走で区間新記録を打ち立て、2位に再浮上した。46秒差でたすきを受けた5区の神野(3年)は箱根の山上りで12年の東洋大・柏原を上回るハイペースな走りを披露し、10・4キロ地点で駒大を抜くと、そのままトップを守ってゴール。柏原の参考記録(12年、1時間16分39秒)を超える1時間16分15秒で3代目“山の神”を襲名し、チームを往路優勝に導いた。

 66年ぶりの頂点を目指す明大は5区で文元(4年)が順位を上げ、トップと4分59秒差で往路2位。前回王者の東洋大は2区でトップに立ったもののその後順位を下げ、6分49秒差で3位となった。

 7年ぶりの総合優勝を狙う駒大はトップでたすきを受けた5区の馬場(3年)が10キロ過ぎで青山学院大に抜かれ、その後も失速。22キロ付近で転倒し、ゴール前ではフラフラになって足が止まるアクシデントもあったが、7分25秒差で4位に入った。

 中央学院大が5区で早大を逆転して5位に入り、東海大が7位、城西大が8位。初出場の創価大はトップと20分47秒差の最下位だった。

 3日の復路は5区間、109・6キロで行われる。

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