駒大・中谷 2年連続区間賞 監督の声に「心配しながら走った」

[ 2015年1月2日 11:54 ]

駒大3区・中谷(左)から4区・工藤にタスキが渡される

第91回箱根駅伝往路

(1月2日)
 3区は駒大の2年生・中谷圭佑が1時間2分40秒で区間賞を獲得。4区を走った前回に続く2年連続の栄誉に「すごいうれしい」と喜んだ。

 1秒差の2位でタスキを受けてすぐに東洋大・上村をかわしてトップに立ち、8キロ過ぎから差を広げた。それでも大八木監督からは2位・明大との差が「詰まっている」と声を掛けられ、「心配しながら走っていた」という。

 最後は明大に18秒差をつけて4区の1年生・工藤にタスキを託し「最後しっかり差を広げてゴールできたので良かった」とホッとした表情を見せた中谷。04年以来11年ぶりの往路優勝へ大きく前進し、「1年生の中で一番力をつけてきているので、自信を持って5区につないでほしい」と工藤へエールを送った。

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2015年1月2日のニュース