【箱根駅伝2区】東洋大が首位浮上 城西大・村山紘太は7人抜き

[ 2015年1月2日 10:15 ]

東洋大の1区・田口(左)からタスキを受ける服部

第91回箱根駅伝往路

(1月2日)
 第91回箱根駅伝の2区(神奈川・鶴見中継所~戸塚中継所)は、4位でたすきをうけた東洋大の服部勇(3年)が3キロで2位に浮上すると、19キロ過ぎで駒大の“学生最速”のエース・村山謙太(4年)を抜いてトップに浮上。1時間7分32秒で区間賞を獲得する力走で、首位で3区につないだ。

 1区首位の駒大は村山が快走するも、5・5キロで東洋大に並ばれ両者のマッチレースに。村山の双子の弟で城西大の紘太(4年)は16位でたすきを受けたが、11キロ過ぎで5人を抜いて11位に浮上した。明大・大六野(4年)と青山学院大・一色(2年)が3位グループで追う。

 駒大・村山は15キロ過ぎの権太坂の下りで仕掛けて東洋大・服部勇の前に出る。一時は50メートルほど差がついたが、19・2キロで東洋大が駒大を捉え、一気に抜き去ってトップに立った。東洋大はそのままトップで3区につなぎ、1秒差で駒大、さらに1秒差で青山学院大が続く混戦となった。明大、早大、神奈川大、東海大が続き、城西大の村山紘太は区間2位となる1時間7分43秒の力走で7人抜きを達成し、8位に浮上した。区間3位は青山学院大の一色、4位は駒大の村山となった。

続きを表示

2015年1月2日のニュース