青木 プロ50周年祝う、力強く宣言「引退という言葉はいらない」

[ 2014年12月20日 05:30 ]

鏡抜きをする(左から)青木功、尾崎将司、北島三郎、長嶋茂雄氏、九重親方、星野仙一氏

 男子ゴルフの青木功(72=フリー)のプロ生活50周年を祝う会が19日、都内の帝国ホテルで行われ、「青木功に引退という言葉はいらない」と力強く宣言した。83年に日本男子で初めて米ツアー優勝。日本では賞金王に5度輝いた。5月に左膝を手術し、厳しいリハビリを乗り越えてプレーできる状態へ戻した。「1年を棒に振った。来年は倍返しだな」とますます意気盛んだった。

 約800人が招待されたパーティーには安倍晋三首相(60)や、プロ野球巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(78)、ライバルの尾崎将司(67=フリー)ら豪華ゲストが出席。ゴルフ界の将来を担う松山英樹(22=LEXUS)や石川遼(23=CASIO)も駆け付けた。

 安倍首相から「青木さんといえば“世界の青木”が似合う。80年全米オープンのニクラウスとの死闘を覚えています。勝つ執念が凄い」と称えられた。登壇した尾崎は4月に滋賀県でプロ45周年の祝賀コンペを開催したことを明かし「俺は滋賀の山奥で、あんたは帝国ホテル。おかしくね~か」と突っ込み会場内は爆笑。そして「僕と青木さんはゴルフという素晴らしいスポーツに出合えて人生100%の満足感があると思う」と語った。

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