朝日山部屋 初場所限り閉鎖、江戸時代からの名門後継なく

[ 2014年12月20日 05:30 ]

 昭和初期の大相撲から存続した朝日山部屋が来年1月の初場所限りで閉鎖され、所属力士は同門の伊勢ケ浜部屋へ転籍することが分かった。師匠の朝日山親方(元大関・大受)は来年3月に定年を迎え部屋継承者もいないという。

 朝日山部屋は大正時代末期まで独自で興行していた大阪相撲の名門で江戸時代から存在していたとされる。現師匠は97年5月、先代師匠(元小結・若二瀬)の急逝後に部屋を継承。元幕内・徳瀬川らを育てた。現在は三段目以下の力士7人、桐山親方(元小結・黒瀬川)や呼び出し、床山らが在籍している。

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2014年12月20日のニュース