圧勝の羽生、終始笑顔「スケートできて幸せ」

[ 2014年12月14日 14:58 ]

男子で2連覇を果たし、喜ぶ羽生結弦

フィギュアスケートGPファイナル最終日

(12月13日 スペイン・バルセロナ)
 羽生は終始笑顔で喜びを語った。

 ――圧勝で2連覇した。

 「自分の演技ができたことの方がうれしい。今、スケートができることが一番の幸せ。チーム、関係者、観客、世界中のフィギュアファンに『ありがとう』と伝えたい」

 ――2種類の4回転ジャンプが決まった。

 「出番の前に初めて(トリプル)アクセルをやった。何となく(体が)動ききらない感覚があったから。(4回転)サルコーは跳んだ瞬間『きた!』と思った」

 ――中国杯での激突後の体調は。

 「良くはなってきている。アクシデントによる影響はほとんど体にないと思っている。練習に耐えた自分の体にも感謝しないといけない」

 ――これで完全復活か。

 「ほぼパーフェクトだったのは大きな進歩だが、4回転トーループを演技後半に入れられていない」

 ――けがを乗り越えて。

 「アクシデントが五輪の次のシーズンで幸せだった。誰もが経験できることじゃない。この状況に陥った中でどう練習したらいいかをつかみ、周りの支援を実感できる機会になった」(共同)

続きを表示

2014年12月14日のニュース