女子500 小平0秒01差で2位「自分の滑りができた」

[ 2014年12月13日 01:31 ]

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)第4戦は12日、オランダのヘーレンフェインで開幕し、女子500メートルは小平奈緒(相沢病院)が37秒70で、優勝した李相花(韓国)と0秒01差の2位に入った。今季はW杯初優勝を含め7レースで6度目の表彰台。辻麻希(開西病院)が12位、住吉都(ローソン)は13位だった。

 男子500メートルは羽賀亮平(日本電産サンキョー)が35秒23で6位、長島圭一郎(日本電産サンキョー)が35秒34で11位だった。パベル・クリズニコフ(ロシア)が34秒63で優勝した。

 男子団体追い抜きの日本(中村奨、小川拓、ウィリアムソン)は9位。女子3000メートルの高木菜那(日本電産サンキョー)は4分9秒72で10位だった。

 ▼小平奈緒の話 自分の滑りができた。欲を出さずに集中できた。コース取りも良かった。オランダの観客も力になった。

 ▼高木菜那の話 もうちょっと上を狙っていた。タイムがまだまだ。3周目までラップをキープできたのは良かった。ラストの2~3周で粘れなかったので、そこの課題を克服できる体力と滑りを見つけたい。

 ▼藤村祥子の話 本当に反省しかない。とにかく自分の動きが重かった。コンディションがうまく合わせられなかった。しっかり受け止めたい。

 ▼羽賀亮平の話 とりあえず6番だったので良かった。35秒台の前半でまとめられるようになってきたのが収穫。駄目だったのはコーナーで、精度が低かった。

 ▼長島圭一郎の話 いろいろ道具(スケート靴)をいじってやっている。徐々に慣れていけばいい。根本的なパワーとか体力とか今年はやってないので力不足。来年につながればいい。

 ▼中村奨太の話 4年後の五輪に向けてチームがスタートしたばかり。若い年代でここまで戦えているのは悪くないと思うが、少しずつ世界と差を縮めていきたい。(共同)

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2014年12月13日のニュース