本郷理華SP5位発進 「失うものはない」と自己ベスト更新

[ 2014年12月12日 06:48 ]

女子SPで5位につけた本郷理華

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは11日(日本時間12日未明)、スペイン・バルセロナで開幕。女子ショートプログラム(SP)が行われ、初出場の本郷理華(18=愛知みずほ大瑞穂高)は自己ベストを更新する61・10点をマークし、5位スタートとなった。

 本郷は冒頭の連続3回転トーループを決めると、スピードに乗ったスケーティングでミスなく滑りきり、今年のロシア杯で優勝した時に記録した59・85点を上回る得点をマークした。

 エリザベータ・トゥクタミシェワ(17=ロシア)が67・52点でトップに立ち、ユリア・リプニツカヤ(16=ロシア)は66・24点で2位。3位に63・89点のエレーナ・ラジオノワ(15=ロシア)、4位にも61・34点でアンナ・ポゴリラヤ(16=ロシア)と、上位4位までをロシア勢が占めた。

 ペアSPはミーガン・デュハメル、エリック・ラドフォード組(カナダ)が74・50点でトップに立ち、川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)はジャンプにミスが出て55・97点で6位と出遅れた。

 ▼本郷理華の話 目標の60点台を出せてうれしい。(演技直前の)6分間練習で少し緊張したが、本番前に気持ちを整理できた。失うものはない、思い切りやるだけと思った。

続きを表示

この記事のフォト

2014年12月12日のニュース