下村文科相　開催都市実施種目の提案権承認に前向き

　下村博文文部科学相は９日の記者会見でＩＯＣが五輪開催都市に実施種目の提案権を認めたことについて「２０２０年東京五輪が一層盛り上がるような競技種目、つまり野球、ソフトボールや空手などが追加で入ることを期待している」と前向きに受け止めた。

　１８年平昌冬季五輪の大会組織委員会がそり競技の日本開催を検討していることについては「報道があることは承知している」としながらも「日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）も何も聞いていないという状況ということなので、現時点で政府としてコメントすることは差し控えたい」と言及を避けた。