スカッシュ界のレジェンド37歳・松井千夏 夢舞台諦めない

[ 2014年12月10日 05:30 ]

フォトセッションでポーズをとる松井(左)と机龍之介

 日本スカッシュ協会も都内で会見を開き、20年東京五輪の実施計画書を披露するなど、積極的な姿勢を見せた。計画書は国際連盟との話し合いで完成していたもので、世界ランクなどで選考する男女32人ずつのシングルスを提案。日本協会の笠原一也会長は「男女合計で2つの種目、64選手と少なく、会場は他の競技が終わったあと、屋根がある施設ならどこでも使える。これほどIOCの要望に適合している種目はない」と猛アピール。

 その一方で、他の候補競技が議員連盟などの後押しを受けていることに「我々はパワー不足の面もある」とも話し「20年、24年と(五輪実施種目入りに)働きかけていく」とした。

 日本女子の第一人者としてスカッシュ界をけん引してきた松井千夏(37=SQ―CUBE PRO)も会見に同席し「諦めていた東京五輪での実施の可能性が出たのはうれしい。これから五輪で活躍できるであろう若手の壁として、一年一年頑張って、刺激を受けながら自分の壁も破れれば」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2014年12月10日のニュース