上野の“不動の女房役”峰 今季限りで引退…海外留学へ

[ 2014年12月9日 08:35 ]

北京五輪ではエース上野(右)とバッテリーを組み、金メダル獲得の立役者の一人となった峰

 08年北京五輪の女子ソフトボール金メダリストの峰幸代捕手(26)、今年の世界選手権優勝メンバーで代表主将を務めた大久保美沙内野手(28)が今季限りで現役引退することが8日、明らかになった。

 2人が所属するルネサスエレクトロニクス高崎は来年1月1日付で移譲され「ビックカメラ女子ソフトボール高崎」となる予定で、他の2選手とともに4人が移籍しない。関係者によると峰捕手は海外留学、大久保内野手はトレーナーへの転身を希望しているという。

 峰は上野由岐子投手(32)の不動の女房役として活躍。チームと代表の4番に座るなど、打撃面でも最強日本の屋台骨を支えた。宇津木麗華・日本代表監督は「五輪の舞台に戻る可能性がある東京まで6年近くある。将来の夢があるなら、決断を優先してあげたい」と寂しそうに話した。

続きを表示

2014年12月9日のニュース