羽生ファイナル連覇へ宿題…オーサーCから“復活レシピ”

[ 2014年12月2日 05:30 ]

著書を手に笑顔のブライアン・オーサー・コーチ

 ファイナル連覇へ宿題を課した。フィギュアスケート男子でソチ五輪金メダリストの羽生結弦(19=ANA)を指導するブライアン・オーサー・コーチ(52)が1日、都内で著書の出版会見を行い、羽生がGPファイナル(11~13日、スペイン・バルセロナ)に向けて地元仙台で調整することを明かした。

 同コーチはこの日夜にカナダ・トロントに帰国。直接指導はできないが「詳細な練習スケジュールを渡している」と話した。

 同コーチが手にした「Yuzu Schedule」の書き出しで始まる便箋には、1日ごとの詳細な練習メニューがびっしり。例えば、2日のメニューには「3L―3T」(3回転ルッツ+3回転トーループ)と具体的な指示もあり、中国杯での事故の影響で4位止まりだったNHK杯からの復活レシピが凝縮されている。

 オーサー・コーチは「このメニューを見たら嫌になると思うが、彼は優秀なので必ずこなしてくれると思う」とニヤリ。信頼関係で結ばれた愛弟子の復活を信じていた。

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