羽生「ここにいるのが奇跡」フリーへ「しっかり見直す」

ＳＰの演技を終え、納得いかない表情の羽生

フィギュアスケートＧＰシリーズ第６戦　ＮＨＫ杯第１日 男子ＳＰ

（11月28日 大阪・なみはやドーム）
　【羽生と一問一答】

　――ケガがあったが、試合で滑れた。

　「正直、うれしかった。きのう（２７日）も言ったように、ここにいるのが奇跡。滑り切れて、試合に出られるコンディションになったことが素直にうれしかった」

　――スタート時の気持ちは？

　「いつもと同じ。（左太腿に）違和感がないと言ったら違うけど、試合は興奮物質も出ていて痛みは感じない」

　――演技終盤の３―３回転のコンビネーションでもミスがあった。

　「体力とかではない。コンビネーションは曲かけ（の練習）でも通っていなかった」

　――フリーに向けて。

　「ここまで突き落とされたんだし、今からは内容と課題をしっかり見直してあす（２９日）の練習からやりたい」