リオで14~20個の「金」必要 東京に向け文科省が見解

[ 2014年11月28日 21:54 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)は28日、加盟競技団体の指導者らが意見交換する「コーチ会議」を開き、出席した文部科学省の担当者は、同省が掲げる2020年東京五輪での金メダル獲得目標の25~30個を達成するためには、16年リオデジャネイロ五輪では14~20個が必要との見解を示した。

 文科省担当者は、実現のためにナショナルトレーニングセンターの拡充や有望な若手の発掘に取り組むことを報告した。

 また、JOCは東京五輪に向けた新たな選手強化策として、海外のプロリーグやアカデミーへの選手派遣などを検討し、文科省に来年度予算を要望していることを明らかにした。担当者は「団体球技など日本で強化していても成果が出ていない競技は、海外に行くしか方策はない。アカデミーは(米国を拠点として練習する)テニスの錦織圭の成功例もある」と説明した。

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2014年11月28日のニュース