バスケ会長代行が会見、国際試合禁止処分に「深くおわび」

[ 2014年11月27日 13:16 ]

FIBAから無期限の国際試合禁止処分を受け、記者会見で選手、関係者に謝罪する日本バスケットボール協会の丸尾充会長代行=27日午後、東京都品川区

 バスケットボール男子で二つある国内リーグを統合できず、国際連盟(FIBA)から無期限の国際試合禁止処分を受けた日本協会の丸尾充会長代行が27日、東京都内で記者会見を開いた。冒頭で丸尾会長代行は「選手、関係者に深くおわびを申し上げる。何とか、早く(処分を)解除することが、われわれに与えられた最大の使命」と話した。

 日本協会は国内統括団体の機能を果たしていないとして、ジュニア世代を含めた男女全ての年代の代表チームが対外試合を禁じられ、来年のリオデジャネイロ五輪予選への出場が懸念される事態となった。

 この日明らかになったFIBAからの詳細な通告文書によると、FIBAは「ジャパン2024バスケットボールタスクフォース」との名称の特別チームを設立し、日本協会の運営を直接指導する。日本協会が10月に辞任した深津泰彦前会長の後任を選ぶために現在進めている手続きも認めないとしている。

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