早慶戦 100回目の対戦はドロー 慶応追いついた

[ 2014年11月23日 16:30 ]

<早大・慶大>慶大・川原(中央)にタックルする早大・布巻(上)と飯野

 ラグビーの関東大学対抗戦は23日、東京・秩父宮ラグビー場で記念すべき通算100回目の早慶戦(大学選手権での対戦を含む)が行われ、25-25の引き分けに終わった。通算成績は早大の71勝8分け21敗となった。

 早大は3点を追う前半24分、ゴール前のペナルティーからラックを重ね、最後はロックの大峯主将(4年)が飛び込んで逆転のトライ。同28分にはWTB荻野(4年)が40メートルを1人で走りきってチーム2つ目のトライを奪った。慶大は同42分にスクラムからラックを形成し、NO・8森川(4年)がチーム初トライ。前半は早大の15-13で折り返した。

 早大のキックオフで始まった後半は、5分に慶大がキックで早大陣奥深くに攻め入り、フランカー広川(2年)が逆転のトライ。早大は同18分にフランカー布巻(4年)がインターセプトから再逆転のトライを奪い、白熱した攻防が続いた。

 早大は後半27分、SO小倉(4年)が難しい角度の38メートルのPGを沈めてリードを7点差に開いたが、同31分には慶大のWTB金沢(1年)のトライとゴールで25-25の同点に。互いに一歩も譲らないまま、試合は引き分けに終わった。

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2014年11月23日のニュース