大阪朝鮮、6年連続出場決めた 全国高校ラグビー予選・大阪第1

[ 2014年11月16日 13:50 ]

 第94回全国高校ラグビー大会の大阪府予選が16日に各地であり、大阪第1は大阪朝鮮が大産大付を36―14で破り、6年連続9度目の全国出場を決めた。

 前半にターンオーバーから2度トライにつなげ、呉英吉監督は「相手はよく走るので、バックスで仕掛けてくる。相手の強みのところでデフェンスをしかけようと練習してきた。よくやったと思う」と、大産大付のストロングポイントを消しての勝利を喜んだ。

 チームをまとめるロックの李承記主将の存在については目頭を押さえる場面も。「彼は1年生の7月に母親を亡くした。3人息子の長男で、苦労苦労できた子。ただそれを表に出したことは一度もなかった」。試合終了後の表彰式が終わると、呉監督は主将と握手をしてねぎらった。花園では4強の壁を突破して頂点を狙う。

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2014年11月16日のニュース