自身も激突経験…小塚崇彦「結弦の精神力、ガッツは凄い」

[ 2014年11月12日 05:30 ]

ロシア杯出場のため成田空港から出発した小塚

 フィギュアスケート男子の小塚崇彦(25=トヨタ自動車)が11日、GPシリーズ第4戦・ロシア杯(14日開幕)出場のため成田空港発の航空機で出発した。中国杯で羽生が頭部などを負傷しながら強行出場したことの是非について、「今、同じ競技に出ている人なので何も言うべきではない」とし、「ただ、結弦の精神力、ガッツは凄いと思った」と話した。

 脳振とう、または脳振とうが疑われるケースなどのガイドラインを設けている競技もあるが、日本連盟、国際連盟(ISU)ともに現時点では存在しない。「選手のことを考えた制度があってもいい。今回のことをどう受け止めるか」。練習で6人が同時に滑る危険性も指摘される中、小塚も10年ファイナルの練習で高橋大輔さんと激突。「あの時から、連盟は“6人同時に滑るのは危ない”と(ISUに)言い続けてくれているみたいです」とも明かしていた。

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