男子・仲間3連覇、女子は沢畠初V 坂東市いわい将門ハーフマラソン

[ 2014年11月10日 05:30 ]

男子優勝の仲間と女子優勝の沢畠

 第24回坂東市いわい将門ハーフマラソン大会(スポーツニッポン新聞社後援)は9日、茨城県坂東市八坂総合公園陸上競技場発着で過去最多の9192人がエントリーして行われた。ハーフ男子は仲間孝大(26)が1時間5分37秒の大会新記録で3連覇、同女子は沢畠朋美(21)が1時間16分14秒で初優勝を飾り、それぞれスポニチ杯が贈られた。ゲストランナーとして92年バルセロナ五輪女子マラソン銀メダリストの有森裕子さん(47)が参加し、大会を盛り上げた。

 ≪仲間、競り勝ち大会新≫ハーフ男子総合は、前年覇者でナンバーカード「1」の仲間が最後に地力の違いを見せた。スタートから独走した昨年とは異なり、今年は10キロ近くを5~6人の集団で走った。ラスト1キロで抜け出し、そのままゴールを駆け抜け大会新で3連覇を達成した。目標とする12月の防府読売マラソンに向け現在練習の真っただ中。疲労もあったが「出るからには勝負には負けたくなかった」と貫禄の走りを披露した。

 ≪沢畠、4分以上大差で圧勝≫ハーフ女子総合は沢畠が2位に4分以上の差をつけ、初出場初Vに輝いた。「レベルが高いと聞いていたのでうれしいです」と素直に喜んだ。高校から陸上を始めたが、現在通う大学では陸上部に所属せず、個人で週6日、毎朝12キロ近くを走っている。長距離を走り始めて2年ほどで、来春にはフルマラソンにも挑戦予定。「サブ3を狙いたい」と3時間切りを次なる目標に定めた。

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2014年11月10日のニュース