NEWアラフォーの星だ!近藤共弘20アンダーV

[ 2014年11月10日 05:30 ]

優勝副賞のメルセデス・ベンツをバックに近藤は14年度HEIWAイメージガールの(左から)橋本マナミ、杉原杏璃、葉加瀬マイと記念撮影に納まる

男子ゴルフツアーHEIWA・PGM選手権最終日

(11月9日 茨城県美浦村 美浦ゴルフ倶楽部=6968ヤード、パー71)
 トップでスタートした近藤共弘(37=フリー)が、一度は首位に並ばれながらも8、9番の連続バーディーで抜け出して66をマーク。通算20アンダーの264で11年4月のつるやオープン以来となるツアー6勝目を挙げた。4打差の2位に谷原秀人(35=フリー)ら3人が並び、石川遼(23=CASIO)は52位に終わった。

 ギャラリーの声援を浴び、3打差をつけて18番グリーンに上がった近藤はホールアウトを待たずに勝者の笑顔を見せた。3メートルのイーグルパットは外しても目標の20アンダーで6勝目。5、7番のボギーで谷原に並ばれたものの「他の人のスコアは気にせず20アンダーまであと5つ」と気持ちを切り替え、8番は1メートル、9番は2・5メートルを沈めた。3年半ぶりの優勝に「勝ち方を忘れていたので初めてみたいな感覚」と笑ったが、勝てなかった間も「技術は少しずつ良くなっている」と手応えを感じ落ち込むことはなかった。

 甘いマスクで若い印象のある近藤も37歳。同い年の安室奈美恵の大ファンでファンクラブにも入り、今年もコンサートに足を運んでいる。そんなアラフォーの目標は専大の先輩で、45歳でも国内トップを維持する藤田。「若さ、パワーだけでないゴルフをこれから伸ばしていきたい」と語る。賞金4000万円を加えてランク3位に浮上。「上位とはまだ差はあるけど、きょうのようなプレーをすれば良いところに行ける」と残り4試合での今季2勝目へ自信をのぞかせた。

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2014年11月10日のニュース