錦織の成長認めたマリー「自信が加わって安定感も出てきた」

[ 2014年11月10日 03:26 ]

リターンをミスするA・マリー(AP)

男子テニスATPツアー・ファイナル1次リーグB組

(11月9日 ロンドン・O2アリーナ)
 1年10カ月ぶりの対戦で敗れたマリーは、以前の錦織との違いを「自信」と語った。「ショットや技術に大きな変化があるとは思わない。自信がついたことで今まで以上にチャンスを作って、攻撃的にプレーしている」。

 特にこの日は錦織にセカンドサーブを攻め立てられて主導権を失った。「難しい場所に打ってもいいショットを返してくる。以前から素晴らしいショットメーカー。そこに自信が加わったことで安定感も出てきた」と成長を認めた。

 序盤は互いにミスの多い展開となったが、マリーはその一因をコートにも求めた。「練習日と違い、満員で場内は暖かかった。それでコートは速く、ボールは少し跳ねるようになっていた」。その環境にも素早く対応した錦織に対して、マリーはリズムをつかみきれなかった。

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2014年11月10日のニュース