棄権から一転…エン・カン 羽生と握手してフリー出場

[ 2014年11月8日 21:33 ]

公式練習中に羽生と激突して負傷、治療を受けるエン・カン(AP)

 羽生と激しく衝突したエン・カン(中国)。一時は棄権とされたが、アクシデントを乗り越え、一転の出場を果たした。

 羽生との激突後、自力で立ち上がったエン・カンだったが、一時中断となった練習が再開されてもリンクに戻ることができなかった。棄権も報じられたが、それでも、地元開催で期待を背負う中、強行出場を決意。静養しながら待機する羽生のもとに近づき、握手をすると、氷上へ。6分間の事前練習はできないなかでの本番で、4回転ジャンプは失敗したものの、地元の大声援の中、滑り切った。

 合計206・65でSPの3位から順位を落とし結果は6位となったが、力強い滑りで感動を残した。

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2014年11月8日のニュース