逸ノ城 初体験の土俵祭りに緊張、初日の日馬戦へ「力を試すだけ」

[ 2014年11月8日 12:01 ]

大相撲九州場所を前に行われた土俵祭りに参加した横綱白鵬(後列右端)、新関脇の逸ノ城(同左端)ら=8日午前、福岡市の福岡国際センター

 大相撲九州場所の初日を翌日に控えた8日、福岡国際センターで土俵祭りが開かれ、大鵬に並んで史上最多となる32度目の優勝を目指す横綱白鵬、21歳の新関脇逸ノ城など三役以上の力士や、日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)らが15日間の安全を祈願した。

 新入幕の先場所に13勝し、昭和以降初めて2場所目で関脇に昇進した逸ノ城は「初めてだったので、緊張した」と話した。風邪気味というが、初日の横綱日馬富士戦に向け「勝っても負けてもいい。思い切り自分の力を試すだけです」と意欲を口にした。

 白鵬は「いよいよだなという感じ。期待に応えていきたい気持ちがある」と表情を引き締めた。

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