先輩逸ノ城に恩返し白星誓う…鳥取城北・足立が新弟子検査パス

[ 2014年10月31日 05:30 ]

逸ノ城の後輩の足立は体格検査にパス。しこ名も因幡城と決まり、先輩の逸ノ城に恩返しを誓った

 大相撲九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)の新弟子検査が30日、福岡市内で行われ、鳥取城北高の足立祥(18=境川部屋)は1メートル78、156キロで体格検査をパスした。「小学校を卒業したときからプロに入りたかった」と夢の第一歩に笑顔。鳥取城北高の石浦外喜義監督の日大の後輩が境川親方(元小結・両国)ということもあり、境川部屋入りを決意した。

 足立は鳥取城北高では新関脇・逸ノ城の2年後輩で「同じ右四つなのでいろいろ熱心に教えてくれた」と先輩に感謝している。先輩の活躍を「衝撃だった」とし、「自分でも頑張ればできると思った。1年で幕下に上がって2年で関取になって逸ノ城関と対戦するところまで昇進して勝ちたい」と恩返しを誓った。すでにしこ名も石浦監督に付けてもらった。鳥取の旧国名「因幡」と城北の城で「因幡城」。内臓検査の結果を待って初日に合格が発表される。

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2014年10月31日のニュース