柔道全日本男子、視覚障がい選手と強化合宿…五輪へ“刺激”に

　全日本柔道連盟のアスリート委員会は２８日、都内で会合を開き、１２月に味の素ナショナルトレーニングセンターで実施される全日本男子の強化合宿を視覚に障がいを持つアスリートと合同で行うことなどを決めた。

　これは２０年東京パラリンピックに向けた強化支援の一環で、トップ強化選手の合宿では初めての試み。同委員会の田辺陽子委員長は「パラリンピアンも“もっと頑張ろう”と思うきっかけになるし、五輪を目指す選手にも刺激になると思う」と狙いを明かした。